ペインクリニック

予約外来診療表

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午前9:00-12:00 綿貫知世 綿貫知世 綿貫知世 綿貫知世 綿貫知世 土山恭生
午後16:00-19:00 代診

ペインクリニックとは

ペインクリニックとは主に神経ブロックを行って疼痛の診断と治療を行う診療部門のことです。神経ブロックとは主として局所麻酔薬を使った注射のことで、痛みの原因となっている部所の血流を改善することにより痛みを緩和させます。長引く痛みは肉体的苦痛だけでなく精神的苦痛も引き起こし、患者さんだけでなくご家族の日常生活にも支障をきたしますので、一日も早く痛みを取り去ることが大切です。

当院のペインクリニックで行っている神経ブロックは主に以下の3つです。

1. 星状神経節ブロック
星状神経節は喉の横にある神経節で、交感神経という自律神経のひとつです。ここは体のさまざまな機能を調節する神経であり、これに少量の局所麻酔薬を注入すると一時的に交感神経の興奮が抑えられ、その結果血液の流れが改善され筋肉の緊張が軽減し、様々な症状が改善されます。この神経ブロックによる一時的な改善を繰り返すことにより、徐々に症状の改善が持続するようになり、神経ブロック注射を終了できることになります。
頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、筋緊張性頭痛などが対象となります。
2. 硬膜外ブロック
硬膜外ブロックは、背骨の間から硬膜外腔まで針を入れ、局所麻酔薬を注入することで神経の炎症をおさえ痛みをとります。また交感神経も一緒にブロックされるためその部分の血液の流れもよくなり、筋肉の緊張が和らげられ、治療効果がさらに上がります。
腰椎椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症などが原因の腰痛、坐骨神経痛等が対象となります。本ブロックを数回行っても症状が改善しない場合は神経根ブロックを行います。また各種薬物療法を併用しても耐えがたい痛みが持続する時は手術が必要となることがあります。
3. トリガーポイント注射
いわゆる局所注射で、痛む部位に直接注射を行います。

ペインクリニックで治療する疾患

頚椎症や頸椎椎間板ヘルニアによる肩こり、背中・肩・腕の痛み・しびれ、緊張性頭痛、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による腰痛・下肢痛、帯状疱疹(ヘルペス)による疼痛など。

痛みだけでなく顔面神経麻痺、突発性難聴、動脈硬化やその他の原因で手足の血流が乏しくなっている状態も対象となります。

ペインクリニックを受診されるみなさんへ

まず原則として綿貫整形外科の外来診察でペインクリニックの適応症かどうか判断した上で、当院を受診していただいております。

二回目以降は予約制となっており、予約票をお渡しいたします。
万一ご都合が悪くなった場合は必ず電話でご連絡ください。また久しぶりに受診される方もお電話で予約のうえお越し下さい。

初めて来院される患者様、他院の紹介状をお持ちの患者様は、事前にお電話にて予約を取り、来院していただくようお願いします。

ブロック注射をしたあとは安静という意味で1時間横になって休んでいただきますので時間的余裕をもってお越し下さい。またなるべく事前にお手洗いを済ませてください。
1時間休んでいただいている間、ホットパックで患部を温めます。
注射をした日は6時間以上開けていただければ当日入浴していただいてもかまいません。

また色々な病気で、血液を固まりにくくする薬剤(血をサラサラにする薬)を服用中の時にはペインクリニックの注射ができない場合があります。これらの薬剤を服用中の患者様は初診時にお申し出ください。

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